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2024.04
23

ファン獲得からブランド構築まで。Instagramでの一貫性と明確な目的設定

工務店のためのSNS集客コラム

コンセプト設計の重要性

「自社の価値提供」と「ユーザーのニーズの理解」を深めた後、集客施策の土台となる「コンセプト設計」が重要な過程になります。ただ単に毎日、施工事例を投稿してもターゲットに認知される訳ではありません。

ユーザーの興味・関心を引き寄せ、ブランドの魅力を高め、集客を最大化させるには「誰に、どんな手段で、どんな価値を提供するのか」を明確に表すコンセプトが不可欠です。今回は、コンセプト設計の考え方や基準などを参考例をあげて解説します。

コンセプト設計から得られるもの

コンセプト設計の目的は「一貫性のある発信」「目的の明確化」の2点です。

「一貫性のある発信」は、ブランドの本質を伝え、Instagram上での独自性を打ち出す手段としてフォロワーに認知されやすくなります。魅力を鮮明に伝える施工事例の写真や価値観を感じさせるショート動画を用いたルームツアーなど、”地域の特性を活かした自然素材”や”自由設計によるデザイン性の高さ”など企業の特徴や提供価値をアピールすることが重要です。

統一感のある投稿により、ブランドイメージを構築することで、情報発信の目的がフォロワーへ伝わりやすく、投稿の内容に興味や関心を持つ質の高いフォロワー獲得へと繋がります。さらに、一度興味や関心を持ってフォローしてくれたユーザーに対して、継続的に投稿を見てもらい、ダイレクトメッセージやライブ配信などを通じてフォロワーとダイレクトにコミュニケーションを図ることで、アカウントのファンになってもらうことも大切です。

「目的の明確化」は、なぜInstagramで発信するのか、その目的をはっきりさせることで、効果的な戦略を立てることができます。例えば、顧客の信頼を築き、ブランドのファンになってもらいたい場合、親しみやすいストーリーズやライブ配信を通じたフォロワーとのコミュニケーションを促進する投稿やイベント開催が効果的です。

「目的の明確化」を行ううえで重要となる点は、ユーザーが求めている情報を考慮することです。求められる情報を発信することで、共感やブランドに対する愛着により、ファンの構築へと繋がりやすいです。ファンの育成により、アカウント内でのユーザー同士のコミュニケーションや口コミなどの情報共有による投稿の拡散が期待できます

「一貫性のある発信」「目的の明確化」がブランディング強化とユーザーの心に刺さるコンセプト設計へと繋がります

■ABOUT

株式会社Trust Lead 代表取締役 江島 和城

2018年リクルート住まいカンパニー(SUUMO)では、不動産会社60窓口・工務店20窓口を担当。建設業界の集客領域・採用領域に課題を抱えるクライアントに多く出会い、最適な集客がSNSと確信し、個々のニーズに合わせたインサイトデータが閲覧できるSNS分析ツール「Pegasus」を開発。SNSマーケティングを活用した新しい集客により工務店を助けるため、株式会社TrustLeadを設立。わずか2年の間に3000アカウントの分析結果を基にコンサルティング事業を展開し。現在では集客に苦しむ工務店経営者からの相談が絶えない。