「リソースが割けない中で効果的な運用をしたい」「手探りで投稿を行っており、問い合わせにつながらない」と悩む運用担当も少なくはないでしょう。日々の投稿を通じて試行錯誤し、データから消費者の心理を読み解き、伸びる投稿を見定めながら、優良なコンテンツを生み出す感覚を養うことが不可欠です。そこで今回は、初心者でも取り入れやすいInstagramの分析機能「インサイト」の活用方法や重要性を解説します。
インサイト分析は、過去の投稿データや好まれるコンテンツの傾向を元に投稿のニーズを詳細に把握し、成長戦略を策定するうえでの重要な手法となります。例えば、施工事例を活用した特集の投稿が特に反響を得た場合、その時間帯や反応が高い投稿の特徴からユーザーが求めるような魅力が伝わる施工事例の投稿を増やす判断を取ることができます。
インサイト機能の分析を活用したいいねやフォロワー数の増加を目指す一連の流れが、「現状確認」「問題の仮説と改善点の洗い出し」「KPI(目標指標)を設定」「改善点を反映した投稿」「投稿結果を分析」という形でPDCA(計画→実行→評価→改善)を回すことです。
手順としてまずは、アカウントの状態を把握し、「フォロワー数や平均いいね数」「フォロワーの属性(年齢層、男女比、地域)」「プロフィールへのアクセス数」などを確認します。これにより、アカウントの全貌を把握したうえで、改善点や伸ばすべき部分が見えてきます。次に、伸び悩む原因を特定するために、投稿の質、ハッシュタグの選択、投稿タイミングなどを見直し、仮説を立てていく。改善効果を測定するために目標指標(KPI)を設定する際は、目的に応じて、フォロワー増加なら「フォロワー数」、エンゲージメント向上なら「いいね数」、サイトトラフィック増加なら「URLのクリック数」をKPIの指標として設定します。改善案を一つずつ投稿に反映し、各改善策を実施した効果を検証し、一連のプロセスをインサイトを活用しながら繰り返していきます。
インサイト分析からユーザーの知りたいことや好きなことを理解しながら、PDCAを回し、ニーズに合ったコンテンツを継続的に提供することがアカウント運営において重要となります。インサイトの画面から毎月の数値をきちんと把握し、全体的な数値の変動に注力することからはじめ、ニーズに合った質の高い投稿により、フォロワーを「ファン」や「見込み客」に変えることが、資料請求やモデルハウス見学にもつながっていくのです。
株式会社Trust Lead 代表取締役 江島 和城
2018年リクルート住まいカンパニー(SUUMO)では、不動産会社60窓口・工務店20窓口を担当。建設業界の集客領域・採用領域に課題を抱えるクライアントに多く出会い、最適な集客がSNSと確信し、個々のニーズに合わせたインサイトデータが閲覧できるSNS分析ツール「Pegasus」を開発。SNSマーケティングを活用した新しい集客により工務店を助けるため、株式会社TrustLeadを設立。わずか2年の間に3000アカウントの分析結果を基にコンサルティング事業を展開し。現在では集客に苦しむ工務店経営者からの相談が絶えない。
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