アカウントを立ち上げ、投稿を進めていくも、フォロワーや投稿のいいねの数に伸び悩む企業も少なくないはずです。エンゲージメント(フォロー、いいね、コメントなどのアクション)を着実に増やすには、フォロワー外にアカウントを認識してもらい、フォローやいいねなどのアクションをしたいと思ってもらうことが重要となります。今回は、アカウントの閲覧数を確実に上げ、フォロワーを増やすための効果的な施策を紹介します。
アクション(フォローやいいね)は、アカウントが気に入ったという意思表示を示す機能です。アクションの数が多いほど、そのアカウントは人気があると判断され、他のユーザーからも注目がされやすくなります。そのため、他のユーザーにフォローやいいねを促す施策によって、認知度を高め、インプレッション(閲覧数)を増やすことがポイントとなります。
そこで、今すぐ始められる施策として、フォローやいいね周りがあります。これにより、必然的にアカウントのプロフィールや投稿を見にきてくれる確率が高まり、「これからも見たい！」と思ったユーザーがフォローしてくれます。つまり、潜在顧客へフォローやいいね周りをして、インプレッションを高めることが、フォロワー獲得に繋がります。
ただ無作為にアクションを行うのではなく、この施策には「効果的な潜在顧客へのアプローチ」と「フォローされるアカウント構築」の２点の秘訣があります。
住宅関連のハッシュタグを使用している投稿へのいいねや、競合他社のアカウントをフォローしているユーザーは、家づくりに興味や関心が高い可能性がある。効果的に潜在顧客へアプローチするためには、ターゲットとなる家づくりを検討するユーザーに対して、フォローやいいねをすることです。
次に、フォローやいいね周りの効果により、自社のアカウントに訪れた潜在顧客の関心を引き、フォローしてもらうための準備をしておく必要があります。特に住宅会社の場合、完成した住宅の美しい写真や、施工中の様子を投稿することで、潜在顧客の関心を引き、フォローやいいねなどのアクションを促すことができます。
ただ闇雲にフォロワーを増やすのではなく、上記で紹介した施策を地道に実行することで、効果的にターゲットへのアプローチを行っていくことができます。着実にフォロワー数を増やすために、反応率の高いユーザー獲得及びアカウントをしっかりと育てていくことがアカウントの成長へと繋がっていきます。
株式会社Trust Lead 代表取締役 江島 和城
2018年リクルート住まいカンパニー(SUUMO)では、不動産会社60窓口・工務店20窓口を担当。建設業界の集客領域・採用領域に課題を抱えるクライアントに多く出会い、最適な集客がSNSと確信し、個々のニーズに合わせたインサイトデータが閲覧できるSNS分析ツール「Pegasus」を開発。SNSマーケティングを活用した新しい集客により工務店を助けるため、株式会社TrustLeadを設立。わずか2年の間に3000アカウントの分析結果を基にコンサルティング事業を展開し。現在では集客に苦しむ工務店経営者からの相談が絶えない。
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